とばっちりをくらった日!

(今日は2人の写真を載せられる内容にはならないので、
もし、興味がない方はこれ以上、進まないことをお勧めします・・・・)



それは今週木曜日のことだった。



その日は、所用があり台北へ行ったのだが、
まさか、よりにもよって、伸ばし伸ばしにしていた
台北行きをやっと決めたその日に、
こんな目に遭うとは、つゆとも思わなかった・・・・











目的地は、
台北事務所(日本領事館のかわりをする所)。




タイワン新幹線(正しくは高鐵・ハイスピード鉄道とでも訳しておこう)が
出来たおかげで、台中ー台北間を1時間もかからずに
移動することが可能で、
日帰りはもちろんのこと、半日で行き来が出来るようになった。



その日も夕方から仕事があるので、
半日で帰ってこようと思い、朝6時半に起き、
8時の新幹線で台北へ向かった。



台北駅でMRTに乗り換え、
事務所がある駅を降りてすぐ、
なにやら向こう(事務所の方)が騒がしいのに気づく。


選挙?そんな時期じゃないはずだし、誰かがなんかの
演説でもしてるのか、とあまり気にせず
騒がしい方へ向かっていった私。







!!!!!







げっ!
騒がしいのはなんと事務所が入ってるビルの前ではないか!!!





すごい人だかりと警察。















なっなに!!!















よく見ると、
”ニホンセイフムノウ!!”とかなんとか
かいたプラカードを掲げて、ニホンなんたら反ターイ!
などと大声で叫んでいるではいないか!












絶句・・・・














あまりにも叫んでいる方々が恐ろしいのと、
警察が山のように取り囲んでものものしいのに
ビビった私は、その人だかりを通り過ぎてしまった。







泣!






どどどどうしよう。
今日は開いてないの、事務所?
って、あたしがニホンジンってバレたら殺される?
と大げさにも本気でそう思い、
とにかくダーに連絡。








どうして肝心なときにやつはいつもでないのか!











輪から少し離れ、物陰に隠れて途方に暮れる。










う〜ん。今日はいかない方がいいのか。
でもわざわざ台中から出てきたのに、何もせず帰るなんて!
また出てくるなんて、そんなカッタルイこと、
このあたしが出来るはずもない。











よし。
とにかく行ってみよう。










平静を装い(そうすればするほど挙動不審になる私。)
アタシ、タイワン人です、っていうフリをして
おそるおそる入り口へ近づいてみる。





警察のおっちゃんが、
”お嬢さん、なにかご用ですか?”



え、あっ、はっはい。
あの、ちょっと手続きを・・・・
(念のため、中国語で)





”あ、そうですか、じゃ、こちらへ。”





あら。いいの?開いてるの?


入り口をかためた警察の方々、
すごく親切に私を守るように
入り口までエスコートしてくれた。




入り口の自動ドアは、手でこじ開けないと
開けられないようになっており、
中では警備のおじちゃんが、
”どうも、すみませんねぇ。”と申し訳なさそうに
対応してくれて。





中にいるのは私ともう1人だけ。
でもそのもう1人はタイワンジンだった。




やっぱりニホンジンでこんな日に
のこのことこんな所にやってくるなんて軽率だったのか!
と不安になったが、
受けつけのおねーさんのやさしい対応にほっとし、
ガラガラだったのが結果的にラッキーだったのかもしれない。
必要書類ができるまで、たったの1時間待つだけでよかった。




受付後、1時間後にまた来てください、と言われた私。



あっあのぅ。
外出るの怖いので、ここで待ってもいいですか?と聞いてみる。




”そうですよねぇ。あの、このビルの3階に事務所の図書館がありますから
どうぞそちらでお待ちください。”


はっはい。ありがとうございます(涙)!






ビルの3階にいくにはその事務所を一回出ないといけないので、
そろ〜っと出て、輪には目もくれず一目散にビルのエレベーターの前へ。




そこにもたくさん警察のおっちゃんがいて。
”ねえちゃん、どこいくんだ?”




はっっはい。3階なんですけど・・・
(もちろん怖いので中国語で)



”そうかそうか、ようこそ!”
なぜにそんにスマイルだ!?
なにがようこそ、なんだ!





図書館はもちろん静かで、
外の抗議がまるぎこえ。




うう〜っ。恐ろしい・・・・

















さて、どうしてこんなハンニチ集会が行われているのか。




そう、ウオツリジマ(漢字で書くのは控えるので読みにくくてごめんなさい。)
付近でニホンとタイワンの船がぶつかったっていう事件が原因だ。
事件の詳細は、こちら




もちろんその時、こんなニュースを私が知る由もなく、
とにかくなんで今”ウオツリジマは我々のものだー!”とかなんとか
抗議してるんだろう????
だった私。帰って調べてようやく真相が判明した。




このいわく付きの”ウオツリジマ”問題。
ここで詳細を述べるのは控えたいので、知りたい方は、こちらへ。






私がその時聞いた彼らの主張と(ニホンに沈没させられた!)
ネットで調べたニホンのニュース(タイワンの方が突然突っ込んできた)。
こうも違うと、笑けてくる。




視点が全く違うのだ。
これじゃあ、いつまでたってもらちがあかない。






この問題がどうなるのか、私にはまったく分からないし、
どうなってほしいとかもよくわからない。






ただタイワンに来て初めて、ニホンジンであることに身の危険を感じたのは確かであり、ただただそれがショックだった。
マジ、殺される。と思った。





だが、1時間して事務所へ戻ってみると、
あの団体はいったいどこへ・・・・?
警察機動隊の方々は・・・?




テレビ局の車が後片付けしているだけだった。
たった1時間で終わりなのか・・・?
(何時から始まったかは分からないが・・・)




え?そんなもんなの?













その日の夜、ダーに一部始終を話すと、
”そんなん、タイワンのテレビ局に抗議の様子を撮ってもらって、
オレたちは抗議してるんだ!戦うんだ!って見せつけるためじゃん。
大げさにしてるだけなんだよ、ったく。
だから撮影が終わったらすぐ撤収したんだ。
それに本気で抗議しようと思えば、事務所の中に入り込むことだって
なんだってするはずだしさ。
だから、今回のことでお前が殺されるなんてあり得ないよ。ばかだな、お前。”







唖然・・・








そっそうなの?
あんなに怖い思いをした私は、取り越し苦労だったの?










なんだよ、拍子抜けだよ。









ただ、
ダーが言ったことが正しい云々は置いといても、
怖かったのは事実で、以前のチュウゴクでのハンニチデモとか
想像しただけで、真剣にヤバいと改めて思った。









時に、アジアにいるとニホンジンであるということに危険を感じる。
タイワンではそんな目に遭ったのは私くらいかもしれない。

しかし、それは事実であり、
それが過去のしっぺ返しである。

タイワンにいると、なんだかどこに行っても
ニホンジンというだけでちやほやされる。
それに甘んじている人がどんなに多いことか。



軽はずみな行動は、控えるに越したことはない。
歴史の傷跡はそうそう消えるもんじゃないのだ。














ただ一つ思うことがある。
その事務所で働いている方々、警備のおっちゃん、窓口の方はみんな
敬語をきちんと使いこなす日本語ぺらぺらなタイワンの方々である。
中にニホンジンの所長かなんかがいるのかもしれないが、
見た所、みんなタイワンジン。



まあ、ニホンセイフへの架け橋の場所だからなんだろうが、
あの人たちに向かって抗議してもなんだか意味があるのやらないのやら。

???なところが多い抗議に出くわした不運な私の一日は、
台中についたとたん、運転中まったく前が見えないくらいの大雨に降られ、
今度は事故でしんでしまう!とおびえながらようやくウチにたどり着き、
置いてけぼりにされたそらとあんこに
大目玉を食らって、一応無事に終わったのである。
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by sola-anko | 2008-06-14 02:11 | タイワン


台湾生まれのそら(ヨーキー)とあんこ(フレンチィ)と台湾→日本への大移動を経て、新たな生活が始まった・・・


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