オレはタイワン人でいたい、ただそれだけなんだ。

(久々の更新だが、そらとあんこのことは
おまけ程度にしか書けないだろう。
ちょっと堅苦しくなるかもしれないので、
2人目当てに来ていただいた方は申し訳ない・・・)

 





上海にいるダーがそう言った。


私はそんな彼になにをどう言ってあげればいいのか、
わからず切なくなった。






3月22日、本日台湾総統選挙が行われ、
国民党のオジさんにしてはイケメン馬(マー)さんが勝った。
詳しくは、こちら




私は政治について詳しい訳でもなんでもないので、
何がどうなったらいいのか正直よく分からない。


実際私はダーに出会うまで、
タイワンってどんな国?え、国?
中国?と、アホ丸出しだった。


彼と出会い、台湾に住み、
やっと中国と台湾との微妙な関係を理解したところがある。


台湾の詳しい事情は、こちら
もっとやさしい説明がいい方はこちら


簡単に今回の事情を説明すると、
大陸(こっちの人は、中国と呼ばず、「大陸」と呼ぶ。)から
逃げて来た国民党というグループと、
オレたちは、台湾っていう中国とは別の国に住んでる、台湾人なんだ!っていう考えの民進党というグループが選挙を争って、
大陸と連携の濃い国民党が勝ち、
今まで台湾は台湾と言うオリジナルのものだ、と主張していた民進党から
政権を譲り受けた。
ということは、今まで台湾は国際的には国として認められていないものの、
少なからず、”オレたちは、オリジナルだ”、とがんばっていたものが、
簡単に中国の一部になってしまう事もあり得ることになる。










私が台湾に来たばかりの頃もたしか選挙があった。
その時は、中国に反発する民進党が政治権を勝ち取り、
かなりもめていた。中国からいろんな落とし物(爆弾)なんかも
もらったんじゃなかっただろうか・・・

(これって、北朝鮮が日本に向けてテポドン発射したのと
同じじゃん!!と思った記憶がある。)



あの時、ダーが私に言った事。
”万が一、大陸から攻撃されるような事態に陥ったら、
とにかく一目散に日本へ帰れよ!
オレは多分徴兵されて最前線で戦う事になるだろうから。”
(台湾には徴兵制度があり、男子は軍隊で訓練を受ける義務がある。
詳しくはこちら。更に言うと、ダーが所属したという軍隊は、
「海軍陸戦隊」という一番訓練が厳しく、陸からも海からも攻撃できる、
何かあったら真っ先に呼び出される、まさに最前線で戦う訓練を受けたのだ!)






来て早々、カウンターパンチ。
衝撃だった。
最前線で戦う、って!
ていうか、こういう話って、教科書とか映画の中だけの話じゃないの!!!


与謝野晶子の”弟よ、きみしにたもうことなかれ”っていう
フレーズがパッと頭に浮かび、彼女の気持ちが痛いほど分かった瞬間だった。






あれから、4年。(そんなに長い事台湾にいたんだ・・・それにもショック)
今回は国民党が勝ってしまった。
もちろん、民進党に政治を任せたって、何にも変わりはしなかったじゃないか!!
って思う方々が今回はたくさんだったんだと思う。



経済効果やら何やらはよくわからないが、
台湾が中国になったら、かなり嫌だな、と住んでいるからこそ、
そう思う。



ダーが選挙前、電話で、つい台湾の選挙について、
自分の思うところをばーっと私に話してきたが、
途中で、”はっ、こんなところで台湾の選挙についてなんて
語ってたら捕まるわ。どこで誰が聞いてるかわからんし。”と、
途中で口をつぐんだ。




捕まる!?!




今の世の中、言論の自由っていう言葉があるじゃん!!!!





だから恐ろしいのだ。共産主義の国。
インターネットも大陸から台湾のものは見れなくなっているものもあるようだし、
繋がりにくいそうだ。ネットの情報ですら管理し、こうやって介入してくる政府。




”自由”
というものが当たり前の私にとって、
そんな環境、想像がつかない。





今の自由主義できている台湾が共産国にでもなってしまったら、
もう私としては、そらとあんこを連れて逃げ出すしかない(苦笑)。




そして、ダーの本日締めくくりの言葉。
”これで、台湾も香港の二の舞になる事、時間の問題だな。”




・・・



台湾人でいたいと言ったダー。
普段は台湾語を話し、台湾人である事を誇りに思っている彼にとって、
私が、”え、台湾人じゃん”、と突っ込めないほど、
中国に吸収されてしまうなんて事は、自分のアイデンティティーを
無くしかねない一大事なのだ。
(ちなみに台湾語と中国語ー正式には北京語は、方言で片付けられないほど、
全く違う言葉なので、中国語と台湾語で会話をしても全く通じない。
もちろんそれを当たり前として台湾人は日常茶飯事やってのけるが、
外人である私は中国語しか分からず、いつも台湾語になると????である・・・)





私同様、台湾に住み、1歳になる子どもを持つ友人がボソっと言った。
”台湾の人って、生まれてすぐの子どもに成人になるまで保険を
かけるらしいんだけど、
だって、このコ(自分の子)が二十歳になるまで、
台湾があるかどうかわからないもんねぇ。もし無くなったら、
掛けゾンじゃない?!”







確かに・・・。





私ってヤバく危ういところに住んでるんだわ・・・と
あらためて恐ろしくなった。



そして、日本が、幸か不幸か、
どれだけ平平凡々な安定した生活や安全が当たり前になっているのか、
なんてことや、
政権が変わっても、台湾のように国が危うくなるなんて事がないから、
こんなに政治に(特に私を含め若者たちが)無関心でいられるんだな〜、
なーんてこと、
私なりに外から日本を見つめ直すきっかけとなった。










今日は、ダーの気持ちが痛いほど伝わり、
いつか、あの時こんな事あってあんな事思ったんだよな〜と、
振り返られるよう、記録に残したくこんな内容になってしまったが、
気を取り直して、最後に今日、2人を連れて
ゴハン食べに行ったときの様子をちらっと紹介しよう。



本日お邪魔したのは、以前紹介したところとは違う春水堂。



b0111876_1475663.jpg




まだゴハンがくる前は2人ともこんなにいいコに
座ってくれていた。




そして、本日のご注文。

b0111876_1494723.jpg

       功夫麺(カンフーメンって、いまいちカンフーの
           由来が分からない・・・)
       

b0111876_15243.jpg

       餅米シュウマイ


b0111876_1541863.jpg

       タピオカ入りミルクティー(小)
       お砂糖かなり少なめで。




どれもこれもうまいうまい。
もちろん、ニオイにつられて暴れ出した2人は、

b0111876_15633.jpg

      そら:ちっ!
      あんこ:うらめしや〜〜



カバンに閉じ込められ身動きが取れず、
おかげで私はゆっくり堪能できたのだった。




っていうか、こないだ買ったあんこキャリー。
なかなか出番があるじゃない、
買ってよかった〜、と買った理由をダーに正当化できる事に気づいた私。





これで味を占めて、ついついまた・・・
なんて事になりそうな予感・・・である。
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by sola-anko | 2008-03-23 02:28 | タイワン


台湾生まれのそら(ヨーキー)とあんこ(フレンチィ)と台湾→日本への大移動を経て、新たな生活が始まった・・・


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