川の字で寝られる幸せ。

17日、日曜日の夜。

10時になっても11時になっても病院から電話が来ない。
こっちから掛けても誰もでない。



くっそ〜!
またいつもの口だけ台湾人だったか・・・




腹は立ったが、もう夜中だし病院も閉まっている。
どうにもできないので、そらが元気になっている事を願い、
さっさと寝て明日一番に乗り込んでやろう、と決め、
早々にあんことベッドにもぐり込んだ。




・・・・




なかなか寝付けない。
いつもより早い時間だというのもあるが、あんこをムギュってしても、
いつもなら真ん中にいるはずの、ちょうど川の字の真ん中の一番短い
線がいないのだ。よく考えたら、ダーが上海に行ってから、
私たちは本当に川の字で寝ていた。
どの線がなくても川の字は成り立たない。


暗闇でもんもんとしていたその時、
携帯が鳴った!








”もしもし、○○動物病院ですけど、”








きっきたー!本当に電話くれたー!!!









”今、そらちゃん見に来たところ、
点滴を自分でびりびりボロボロにしちゃって、とれていたので、
今度は違う方の足に点滴しますけど、いいかしら?
点滴を自分でとるくらい元気になってます。
赤みもちょっと引いてますよ。
それから、ゴハンもちょっと食べて、今のところ
吐いていないから、明日の午後、退院できそうですよ。
明日の午後、病院の方に来てみてください。
このままいけば、大丈夫。明日帰れます。”











ああー!!!よかったー!!!!!!
せんせー、ありがとうー!
口だけなんて言ってごめんなさい(反省)。








もう12時近くだったと思う。
その病院は日曜日の夜、イベントがあるらしく、
そらを預けた際、先生に
”スタッフ全員出はらうけど、夜必ず獣医が戻ってきて、
入院しているコたちをチェックしにくるから、
安心してね。”と言われていた。






こんな夜遅くに戻ってくるって、
しかも時間外だろうし、そんな手当もつかないだろうに、
メンドクサイからまあいいわ、となりそうな
国民性の方々なのに、
本当に言った通り戻ってきてくれて、電話してくれた!!!




これで、一安心!さっさと寝よう・・・





・・・・







やっぱり寝付けなかった。
今度は嬉しすぎて。
そらが無事だという事。
台湾で、こんなに親身になってくれる獣医さんがいたという事実。
そして、元気になったと知ると余計に募る、
そらへの気持ち。







私は川にならないと寝られないようだ。


















そして、18日。午後1時半。






病院へ行くと、平日なのに、
ワンちゃんがたくさん来院していて、先生たちはてんてこ舞いになっていた。



”勝手に上がって(1階が診察室、2階が入院病棟)、そらに会ってあげて。
今忙しいから、ごめんねー。”




先生のその言葉を聞くまでもなく、
勝手にずかずか入っていってた私。




あんこを抱っこし、階段を上がると、
”おい!ひとりぼっちにしやがって!!
痛いし寒いしさびしいじゃないか〜!!”と
そらの声。
ワンワン、ではなく、くぅん、きゃふん、だったが、
それでも日曜の昼には見られなかった、
元気のいいそらの姿。






先生たちが暇になるまでまち、
そらもようやく点滴から解放され、
無事に私の手元に戻ってきた。











体はまだ赤い。
でも、そらが元気になってるのがすごく嬉しかった。







そして先生が血液検査の結果を報告してくれた。








以前、同じような事で入院してたときよりは
マシだった事。
今回は、ナトリウム値が低く、
点滴で補充してやった事。
血液は大体の値が、正常範囲内だった事。
白血球に問題はないので炎症等は起こしてない事。
赤血球の値で、一つの項目が少し低めなので、
今後、体調が優れない事が続くようであれば、
もう一回赤血球の検査をした方がいい事。
そして、今回体調が悪化したのは、
もしかしたら、2回目のレントゲンのときに
処方した胃薬が、そらの体質に合わなかったのかもしれない事。
その薬をあげるのを止め、今日は新しい胃薬を処方する事。







説明を受けたのは大体こんなところだろうか。






そして、私が一番印象的だったのが、
先生たちが、そらの今回の件について、
話し合ってくれていた事だ。
私が特に新しいものはあげてない、と言い張った(本当にそうだもの!)
事から、じゃ、もしかしたら、薬がそらに合わなかったのかもしれない、
という話し合いを、日曜日したのだそうだ。







これって、すごい事だと思う。




台湾で、”私みたいに外人が飼っている犬が
病気になった。でも飼い主は原因になるものを与えていないと言い張る。
ま、対処療法で元気になればそれでいいだろう。”
ぐらいの考えでもおかしくない。









それを先生たちなりにいろいろ討論し合っていたなんて!!








それは獣医として当たり前の事だと思うが、
台湾でニホンジン的当たり前を探すのは意外と苦労がいる。









ここの獣医さんたちは、本当に本当に動物が好きでやっている、
信頼できる獣医さんたちだ、と今回初めて心の底からそう思った。









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      オレ様、復活!

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      なんだよ、そんなに見るなよ。

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      見るなってば!






今回もらった薬がこれ。
白いのが胃薬で、ピンクのが下痢止め。
下痢止めは、下痢しなければ飲まなくていい。

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ウチは薬はいつもシロップで割ってもらっている。
そして、この注射器で何cc取ってプチュっと無理矢理口に流し込むのだ。
そらは、どんなにおいしいシロップでも、
薬だとわかるらしく、生意気に飲むのを拒否るので、
無理矢理が肝心だ。





そして問題になったのが
このニッキをもっと強烈にしたようなニオイの
どろどろ胃薬。

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思い出してみれば、この薬をゴハン前にあげて、
ゴハンを食べさせたらそらが動かなくなった。
実はこの薬。以前にもそらに飲ませた事があるのだが、
そらの体質が変わって、(手作りゴハンのせい?)
合わないのかもしれないとの先生の見解だった。










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あんこも寂しかったのだろう。
2人のこんな姿も見られ、



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      そら:お、重い・・・


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      そら:ちょっと、もうちょっとそっちに!
      あんこ:聞こえません〜


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そして2人は私の足下で仲良く眠りについた。



こんな2人を見ながらブログを書いている事で、
心にじわじわと幸せが染みわたる。






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まだまだ、点滴の跡が痛々しいし、


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全身の赤みが消えていないそらだけど、
今夜から、川の字で寝られる。








こんな幸せな事はない。







そら、おかえり。
これからもずっと一緒にいようね。
もう、ママから離れないでね。










おまけ。
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      あのね、お兄たん、帰ってきたの!
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by sola-anko | 2008-02-19 02:51 | そら


台湾生まれのそら(ヨーキー)とあんこ(フレンチィ)と台湾→日本への大移動を経て、新たな生活が始まった・・・


by sola-anko

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